絶対借りられるお金・カードローン会社は？審査ゆるめの消費者金融情報
絶対借りられる消費者金融は存在する？
絶対借りられる消費者金融は存在しません。銀行に比べると消費者金融の審査が緩いことは確かですが、それでも100％借りられるとは限りません。
違法ではない、きちんとしたクレジット会社、消費者金融は必ず「個人信用情報機関」というものに加入なければならず、その情報機関では延滞や返済問題等の情報を見ることができます。何社でいくら借りていて、どれだけ延滞をしているかは筒抜けなのです。
それに、お金を借りると言う事は、自分の信用を担保にすることを意味します。
また、消費者金融によっては貸し付け基準が異なるため、絶対に借りられるとは言えないのです。貸付基準がそれぞれではありますが、根本的には法律に則って事業を展開しているので絶対に借りられると言えないことの理由に挙げられます。
貴方の信用状態によって、借りられる可能性が高いか低いかが決まります。
お金を借りる際には審査がある
銀行、消費者金融などからお金を借りる場合、必ず審査を受けます。貸金業法で法律として審査をすることが定められているためです。
そのため、審査をパスしなければ借りたくても貸してくれません。
審査項目は銀行、大手消費者金融、中小消費者金融で若干違ってきますが、基本的な審査項目は以下のようなものになります。
・年齢
20歳以上で責任の持てない未成年者は除外されます。
・収入の有無
安定した収入があるかどうかを見極めます。
・他社借入の有無
総額で年収3分の1を超える人にお金を貸すことはできないという総量規制という法律があるため、重要視されます。
・遅延の有無
お金を貸して、返済をきちんとしてくれる人かどうか、信用性があるかを見極めます。
・金融事故の有無（ホワイト、ブラック）
こちらもお金を貸して、返済をきちんとしてくれる人かどうかを見極めます。
主に５つになります。
厳密に言うと、審査内容は金融機関のトップシークレットなので詳細が公表されている訳ではありませんが、上記項目をベースにしていることは確かです。
何故なら、貸金業の基本的ビジネスモデルは利用者に対してお金を貸して、貸し出したお金（元本）と利息を利用者から受け取ることにあります。利息の部分が金融機関の儲けになるので、お金を返してもらわなければ利益を出すことができなくなります。
そのため、消費者金融は利用者の身元調査をしてお金を返してもらえる可能性があるかどうかを確認するためとして審査をするのです。
お金を借りるのに必要となる条件
お金を借りるためには審査を通過する必要がありますが、以下の3つの条件全てに該当する人は借りることができません。
・無職で決まった収入がない
・現在、他の金融機関から借入があり且つ遅延している
・借入額が総量規制に達している
これらの条件を満たした人は、金融機関の目線で見たらお金を返してもらうことができなくなる可能性があり、リスクを背負うことになるため、借入先がどこであっても100%に近い確率で審査は通過できません。
逆に言えば、収入があって、現在遅延がなく、総量規制に達していなければ、借りられる可能性が高まるので、お金を借りるのに必要な条件と言えますが、実際には借入先によっても少し条件が変わってきます。
ちなみに収入に関してはパートやアルバイトで何年も同じところに勤めていて、かつ少額の収入であっても、安定していると判断してくれるところもあります。
中小消費者金融なら絶対に借りられるのか
中小消費者金融なら絶対に借りられるか？というと、絶対借りられるとは言い切れません。
なぜなら中小消費者金融にも審査の条件があるからです。審査の条件は大手金融機関とは違い、独自の審査を各々行っているため大手よりいくらか緩くは見てくれます。
しかしブラックだけど借りられたという話を聞いたこともあるでしょう。
それは審査が重要視しているのが「現在の収入状況」だからで、ブラックかどうかは見ていないからです。中小消費者金融は大手ほどの知名度がなく顧客獲得が難しいです。
そのため顧客を増やして売り上げをあげて利益を出すために、回収できる相手には少しでも貸し付けを行うために、現在の収入をもとに審査を行っているのです。
ブラックでも借りられるなら、誰でも絶対に借りられると考えるのは間違いです。
中小消費者金融の場合は、審査が甘くなることもある
中小消費者金融の場合、銀行や大手消費者金融に比べると独自審査をしているため審査基準は甘いと言われています。
審査基準としていることは以下の通りです。
・安定した収入がある（アルバイトやパートも可）
・現在借入している他社で遅延がない
この2つは必須となり、それ以外は「他社借入が4社まで」といった条件がありますが、総合的に見ても中小消費者金融は審査基準が甘くなる傾向にあります。
甘いといわれる理由として、他にもあり、大手消費者金融はコンピューターなどの自動審査で行われているところが多いですが、
中小消費者金融は審査担当者が手動で審査をしているため、数字だけを見るのではなく人柄や性格をも見てくれるため柔軟な対応をしてくれる点も挙げられます。
顧客を増やして利益を上げるためにも、少しでも回収できる可能性のある相手には「貸したい」と考えているのです。
中小消費者金融の中でも、最も審査が甘いと口コミがあるのは以下３つです。
・アロー
貸付利率：実質年率 15.00%～19.94%
融資額：200万円まで
ホームページ：https://www.my-arrow.co.jp/
・セントラル
貸付利率：実質年率 4.80%～18.00%
融資額：1万円～最大300万円
ホームページ：https://011330.jp/
・フクホー
貸付利率：実質年率 7.30%～18.00%
融資額：新規の場合 50万円まで
ホームページ：https://fukufo.co.jp/?b_id=QnCs5MXd&fpc=1.1.90.ec5050f4700f01cJ
絶対に借りられるカードローンは存在しない
「絶対に借りられる」というカードローンは存在しません。お金を貸すことで利益を得ているため、
利益がでないというリスクは出来るだけ避けたいというのが企業としては当たり前の事です。
そのためカードローンだけでなくキャッシングでも同じですが、お金を借りるのに絶対と言えるケースはありません。
ブラックでなくても審査に通らないケースが山のようにありますし、Ａ社でダメでもＢ社では借りれたというのも日常茶飯事です。
逆にどこに駆け込んでも借りられないケースもあるのです。
「絶対に借りられる」と謳っている場合は、違法な業者なのでくれぐれも、お気を付けください。
ブラックの人は審査が厳しくなる傾向あり
信用状態に傷がついているブラックな人は、殆んどの金融機関で審査が最も厳しくなります。
ブラックとして載る可能性のある条件としては
・3か月以上の支払い延滞
・5年以内の強制解約
・5年以内の、契約先による強制執行、支払い催促など法的手続きを実施されたとき
基本的にこのような金融事故を起こしてしまったブラックな人は、絶対に融資を受ける事は出来ません。
何故なら「ブラック＝返済能力がない」とみなされるからで、仮にブラックなのに借りられたという場合はブラックが解消されたケースだと思われます。
もし本当にブラックで借りられたとすれば、それは違法な会社からの借入と考えていいでしょう。
高い利息を請求されたり、家族や親戚にも取り立てをされたりと大変危険なことをされてしまいます。
絶対に借りれるか心配な場合は
もしかするとブラックかもしれない、借りられるか心配だという人は金融機関が提供している「簡易審査」を行ってみましょう。
銀行や大手消費者金融は「簡易審査」ができるサイトを立ち上げている事が多く、一定の条件を入力することで審査に通るかどうかの簡単な審査ができます。
ほんの数分で結果が分かりますが、あくまでも簡易検査であって本審査を通過できる保証はありません。
気休め程度に考えて一度やってみてはどうでしょうか。
もう一つの手段として自分の信用情報を調べることです。有料で1000円弱かかりますが、スマートフォンやパソコンで「インターネット開示」と検索すれば自分の信用情報がわかります。
サービス時間が8:00～21:45（年末年始でもやってます）ブラックかどうか怪しければこちらで調べるとはっきりわかっていいかもしれません。
絶対借りられるということはあり得ないので注意する
お金を借りる際、どこで借りようか？と考えるものです。
できれば簡単に素早く借りられることに越したことはありません。
街中の広告で「絶対に借りられる」「簡単審査で即日融資」などのキャッチフレーズを見たことはありませんか？
このような広告は実は「違法」です。例え商号に「バンク」や「信託」という文字がかかれていたとしても登録番号が書かれていない場合は違法です。
貸金業を営む場合、財務局長や都道府県知事への届け出で登録が必須となっていますので、登録番号の有無が重要になります。
書かれていたとしても広告が怪しいなと思ったら、金融庁の公式ホームページで「貸金業者情報検索入力ページ」と検索してみてください。
登録番号を入力して出なかった場合、違法なものになりますので借入をするのはやめてください。
誰もが借りられるような印象を与えることは、法律で禁止されています。
甘い言葉で誘うような広告は要注意です、甘い言葉に釣られないようにしましょう。
他に違法な業者がやっている手口として電話、チラシ、ダイレクトメール等で勧誘してきます。このような行為も法律で禁止されていますので要注意です。
銀行系は審査が厳しい傾向も
銀行系の審査は、消費者金融に比べると厳しい傾向にあります。
2018年までは銀行系カードローンは総量規制の対象から外れていたり、即日融資が可能となっていました。
これにより過剰融資が表面化したため、2018年1月から銀行系カードローンの規制強化が行われました。
銀行の審査基準は、銀行そのもの、保証会社、個人信用情報機関への照会、在籍確認だけでなく警察庁へのデータベース照会が必要になったことで、即日融資が不可能となりました。
具体的には「定職に就いていて安定して収入がある」種類やステータスにもよりますが一般的には年収200万円以上が基準となっています。
ほかに「信用情報が良好かどうか」個人信用情報機関の照会をするための理由となります。
銀行系の中でも厳しい審査を行っているのが、保証会社で銀行以上に厳しいものとなっています。
同一銀行系列で遅延があったり、保証会社系列で遅延があれば審査通過は難しくなるでしょう。
保証会社の業務として借り入れをしている人の返済が滞った時に、代わりに返済をする業務で、
貸金業者の貸し倒れリスクをさらに減らすための債権の保全ですので、より厳しくなるのも仕方がないことだと思えます。
ブラックでなかったら銀行か大手消費者金融もおすすめ
自分はブラックではないという自信があるなら、銀行または大手消費者金融がねらい目です。
以下３つは大手でお試し審査ができること、CMをやっていて知名度も口コミ評判も高い消費者金融になります。
・アイフル
お試し審査、１秒審査あり
金利：年3.0%～18.0%
借入限度額：1万～800万円
審査時間：最短即日秒
融資まで：最短翌日
ホームページ：https://www.aiful.co.jp/
・アコム
お試し審査、３秒審査あり
金利：年3.0%～18.0%
借入限度額：1万～800万円
審査時間：30分
融資まで：最短1時間
ホームページ：https://www.acom.co.jp/
・SMBCモビット
10秒簡易審査あり
金利：年3.0%～18.0%
借入限度額：1万～800万円
審査時間：最短30分
融資まで：最短即日
ホームページ：https://www.mobit.ne.jp/index.html
特に大手消費者金融は過去よりも現在の収入状況が審査の重点となり、パートやアルバイトでも一定の収入が見込める場合は審査通過しやすくなります。
また、現在、過去ともに遅延したことがなければより借入しやすくなります。
年齢についても審査がありますが、これは20歳以上の成人であれば特に問題ではありません。
他にもある？絶対にお金を借りる方法
どうしても「今、お金が必要！」と言う場合には、次の方法を試してみましょう。
絶対にお金が借りられる！という保証はありませんが、試す価値は十分あります。
・加入している生命保険会社からお金を借りる
加入している生命保険によっては加入者に貸付制度を用意していることがあります。
ある大手生命保険会社では5万円以上1000円単位の融資が行われています。
金利は平均2～4％（実質年率）で、借りられる金額は解約返戻金額の70～90％です。
保険の解約返戻金を担保にするということですから、借り入れのハードルが低く
審査も比較的スピーディーに行われる傾向があります。
詳しくは、加入されている生命保険会社の規約やサービスを確認してみて下さい。
・年金を担保にお金を借りる
年金を受給している方の場合は、年金を担保にお金を借りることができます。
独立行政法人福祉医療機構と株式会社日本政策金融公庫では年金を元に融資が受けられます。
福祉医療機構では最高200万円まで、年率1.9％で、受給している年金の0.8倍を目安にお金が借りられます。
各ホームページで詳細を確認してみて下さい。
・不動産を担保にお金を借りる
不動産を所持しているなら、その物件を担保としてお金を借りることができます。
借りられる金額は、その物件の価値によって変わりますが
いずれにせよ高額な財産が担保となるため、まとまった金額を借りることが可能です。
ただし、不動産の価値を判定しなければ融資が受けられないため、審査が下りるまでに時間がかかります。
・質屋でモノを担保にしてお金を借りる
信用情報機関も個人情報も一切関係ないのでブラックリストに入っている方でも利用できます。
手に入れられるお金は物の価値次第ではありますが、即日でお金は手に入ります。
・生活福祉資金制度を利用する
低所得者や高齢者などの生活を経済的に支えるという目的の貸付制度です。
資金を貸し付ける支援を受けることで独立自活できる人だと認められる人や必要な資金を他から借りることがどうしてもできない世帯が対象となります。
融資までの期間は1か月程度と長いですが、対象者に該当しているという心当たりがある場合は、一度全国社会福祉協議会に相談してみるといいでしょう。
・緊急小口資金の利用
緊急かつ一時的に生計維持が困難になったときに、少額融資を受けることができる自治体の制度です。
対象者は各市区町村社会福祉協議会、労働金庫に書かれていますので確認してみてください。
条件を満たせば無利子で10万円までのお金を借りることができますが融資までの期間は最大で4週間ほどはかかってしまいます。
おまとめローンや債務整理で借金を減らすことも検討
お金が必要な理由が、複数の会社から借りたお金を返すためであるならば
おまとめローンや債務整理で借金を減らすことを検討しましょう。
お金を借りるために、他の金融会社からお金を借りるということを繰り返していれば
いつかどこからもお金は借りられない超ブラックな状況となり、待っているのは自己破産です。
債務整理をする際も、支払い能力があるかどうかの判断もされます。
経済的に完全に破綻してしまう前に、自己破産という選択しか残らないために借金問題を解決しなければいけません。
借金を返すために借金をするよりも、借金自体を減らして確実に返済できるように努力するほうが健全です。
例えば、低金利で借りられるおまとめローンに乗り換えれば
返済する会社も1つ、返済日も月に1回とすっきり延滞の心配もなくなります。
落ち着いた気持ちで借金を返済していくことが可能となります。
おまとめローンでおすすめなのは以下の２つです。
・ぽちスマくん
年利9.85%～14.85%
総量規制対象外で、あまり名は知れていませんがれっきとしたおまとめローン商品です。
融資額は最大500万円
ホームページ：https://pochisma-cashing.com/
・中央リテール
年利10.95%～13.0%と少し高め
総量規制対象外のため、最後の砦として有名です
融資額は最大500万円
ホームページ：https://www.chuo-retail.com/
債務整理することで月々の支払が楽に
債務整理には任意整理、個人再生など様々な種類があります。
借金の金額、年数、借入先、あなたの年齢や収入状況などによって適した手続きは異なります。
債務整理と聞いて一般的な任意整理についてですが、任意整理は資料の提出が必要なく、債権者と直接の話し合いをするので裁判所を利用しません。
そして債権者と債権者が話し合いをして和解をまとめるだけの手続きなので、何度も事務所に出向かうことはありません。
そのため、任意整理は家族に内緒で手続きしたい方や何度も弁護事務所に行けない方におすすめです。
個人再生は「民事再生法」という法律に基づいた裁判手続きを行うことになるため、裁判所に申立をしなければいけません。
提出する資料がたくさんありますし、家族に関する資料の提出も求められるため家族に内緒で手続きをすることはできなくなります。
裁判所に関与されての手続きになるため複雑で何度も事務所に行かなくてはいけません。
そのため、家族にバレても問題ない方や給与差し押さえ、多額の借金がある場合は個人再生がおすすめです。
しかし、債務整理をすることで共通して言えるのは
現在の借金地獄から解放され、月々の支払いがずっと楽になるということです。
借金問題で悩まなくて済むようになれば、毎月の返済から解放され
精神的な負担も大幅に減らすことができるでしょう。
借金問題に悩んでいるなら、『絶対に借りられる』と謳う、危ない闇金に手を出したり
どこからお金を調達するか、どうやってお金を調達するかを考えるよりも
債務問題に強い弁護士に依頼をして、借金自体を減らすことができないか相談してみて下さい。
金融事故を起こしてしまった時
金融事故を起こしてしまうとお金の貸付ができなくなるだけでなく、クレジットカード決済を利用した賃貸契約ができなくなること、
携帯電話の端末の分割払いができず一括払いをしなければならなくなることも挙げられます。
携帯電話の契約自体に金融事故は差し障りはないといわれます。それは、個人信用情報機関を見ることができるのは原則金融機関の業者のみだからです。
それでも、独自のネットワークで金融トラブルがあるかどうかを調べる可能性もあるため、契約を断られる可能性は高めです。
もしも、金融事故を起こしてしまったら、延滞金が膨らんでどうしようもなくなる前に業者と相談をして少しづつでも支払い続けましょう。
連絡もせずに催促の手紙などを無視して放置すると、裁判所から招集通知が届いてしまいます。金融機関から民事訴訟で訴えられてしまうのです。
これには前科がつくことや逮捕はないものの、裁判所からの通知すらも放置してしまうと最終的には「差し押さえ」になってしまいます。
差し押さえとは車などの財産のあるもの、または預金や給料の一部を強制的に借金返済に充てられることです。
無視をせず相談をして差し押さえをされないようにしましょう。
そんなことをされるくらいなら、自分から債務整理手続きをするほうが賢明かと思います。
借金の沼にはまることがないよう、これからの人生設計を考えて、今とるべき処置で一番最善な方法は何かをきちんと把握していきましょう。
